

株式会社相愛様
1956年に地質調査業からスタートされた株式会社相愛様は、時代のニーズと共に水資源調査や土木設計など、
建設工事や土木分野を中心に事業を拡大されてきました。
また、高知県内各所の地域振興計画作りへの参画や、高知大学や高知工科大学との産学提携、
アンカーメンテナンス事業・木質バイオマス事業を立ち上げられるなど、様々なチャレンジをされています。
近年では、持続可能な循環型社会の構築を目指して、株式会社エコデザイン研究所、株式会社グリーンエネルギー研究所を設立。
オフィスの省エネルギー活動を積極的に実施され、ロードボランティアや環境教育にも取り組まれるなど、
20年後、30年後の地域のあり方をデザインし、新しいライフスタイルを提案されています。
(※上部イメージは2014年12月現在)
創業 | 昭和31年12月1日 |
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資本金 | 2,100万円 |
事業内容 | 地質・水資源調査設計、各種建設工事、アンカーメンテナンス、木質ペレットヒーターの製造・販売、オムニホイール関連事業 |
主要製品 | SAAMジャッキ、オムニホイール、ヒーティングバーナー、木質ペレット |
WEBサイト | http://www.soai-net.co.jp/ |
業種建設関連のサービス業
・建設事業(地質や水資源などの環境調査、地すべり対策やアンカー工事)
・地域計画事業(地域づくりや施設運用に関する各種調査)
・アセットマネジメント事業(アンカーの維持管理)
・木質バイオマスボイラーの製造・販売、自然エネルギー分野のコンサルティング
目的在庫管理
・固形燃料(木質ペレット)の在庫管理
・アナログ管理によるミスやモレの防止
・現場作業の標準化、仕組み作り
システム導入時、弊社が気をつけたポイント
- 体験版を通じて、運用イメージを共有
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今回、ハンディターミナルを活用したシステム導入が初めてということもあり、運用イメージをどのように共有し、仕様を整理していくかがポイントでした。そこで、ベースとなる在庫管理システムの体験版を実際に使って頂くことで、担当者様の疑問点や要望を洗い出し、それらに対してひとつひとつアイディア提供をしながら設計していきました。
- 状況に応じて、選べる導入プランをご提案
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当初は、木質ペレットの在庫管理に加え、どこの山でとれて、どこに出荷されたかも分かるようにしたいと要望を頂きました。しかし、このような一品管理は初めてシステム導入を行う企業にとって、現場の負担も初期コストも増えてしまうことが懸念されました。そこで状況に応じて導入プランを選べるよう、細部まで管理が行える一品管理と、シンプルさとコストを優先した品番管理の2パターンをご提案しました。
- 入力情報をシンプル化し、運用のミスを軽減
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木質ペレットを入庫する際、Kg単位で在庫入力を行うと入力情報が複雑になり、ミスを招いてしまうことが予想されました。そこで、ハンディターミナルの入力情報は袋単位でシンプルにして、Kgの情報は在庫管理システムのマスタに登録しておくことで、袋数×Kgで在庫数を表示できるようなシステム提案を行いました。(※Kgでの在庫表示は次STEPにカスタマイズ予定)
導入いただいたベースアプリケーション・ソリューションサービス

- 在庫管理システム
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・ハンディターミナルを用いたソリューション
・在庫管理システム(ZaiKo STARTER)の標準版システム※打ち合わせ時のシステム提案書の一部です。
実際のシステム納品時の内容とは異なる場合があります。
ご担当者様の声

- 導入しようと思ったきっかけは?
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当時の現場は、何がどこにあって、いくつあるのか分かりにくい状態でした。そんな中、冬に向けて製品の出荷量が増えていく予定があったので、このままでは致命的なミスが起きてしまう可能性や、現場がまわらなくなることが容易に想像されました。現場からも改善したいという要望は出ていましたが、中小企業の悩みである人の手が足りないという現実があり、ITの力を借りて在庫管理を行いたいと考えました。管理したいモノは部品類など他にもあったのですが、まずは木質ペレットが入ったフレコンの在庫管理から始めることで、話がまとまりました。

- 弊社を選んだ理由は?
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Webサイトから各社に問合せた時、当日に返事があったのが貴社だけで、仕事に対するスピード感があったからです。また担当者の方も話していて感じがよく、要望をしっかりヒアリングして提案頂けたので、一緒に仕事をしたいなと感じました。ただ、なるべく地元の企業を使いたい思いはあって、最後まで迷っていた企業があるのですが、専用開発のみでイニシャルが高かったため、予算の変更に対応ができなくて…。その点、貴社はiSTARTERというコストを抑えて始められる提案も頂いたので、今の自社の現状にあっていると思い、導入を決めました。

- 導入後、どのような効果がありましたか?
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在庫のズレが限りなくゼロに近づきました。システム導入前は、棚卸で数が合わないたびに数え直すこともありましたが、今ではほとんどありません。また、Excel管理を行っていたころは運用手順が統一されておらず、入庫と出庫が重なった時はモレやミスが起こることもありました。しかしハンディターミナルを活用したシステムを導入してからは、運用が整理できたことでモレやミスに気がつける現場に変わりました。今は貴社の言う通り、やってみて初めて分かったこともあるので、段階を踏んで改善していきたいと思います。