第53回 IS News【7つのキーワードで2015年を振り返る!】
お世話になっております。
アイ・エス・システムズ IS News担当です。
年末の挨拶でよく配られる「カレンダー」、
語源は古代ローマにあることをご存知ですか?
古代ローマでは夕方に初めて月が見えると、
「月が見えたぞ!」と人々を呼ぶ習慣があり、
呼ぶという意味の「カロ」から、
月初めを意味する「カレンダエ」に転じ、
「カレンダー」になったそうです。※諸説あり
弊社ではカレンダーをお配りする代わりに、
【今年のITトレンドまとめ】をお送りします♪
ぜひ、IT知識の棚卸としてご活用下さい!
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★今年を振り返る【7つのITキーワード】
皆さま、2015年はどんな年でしたか?
今回は、ビジネス上でおさえておきたい
7つのITキーワードを厳選しました。
1.クラウドサービス
2.IoT
3.人工知能(AI)
4.ロボット開発
5.ウェアラブル端末
6.ビッグデータ
7.インバウンドマーケティング
きっと、どこかで耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
上記について簡単にご紹介しますので、
気になるキーワードはぜひチェックして下さい♪
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★1 世界規模で時流となったクラウド
新しいものが登場した時に、
単なる流行りなのか、それとも時流なのか、
変化の激しいIT業界では“見極め”が重要です。
そういう意味では、クラウドはまさに時流。
総務省の情報通信白書(H.27)によると、
クラウドサービスを活用している企業は約4割で、年々上昇しており、
今後も普及していくことは間違いありません。
▽参考(米Microsoftクラウド新戦略/WPC 2015レポート)
http://www.is-systems.co.jp/news/252
★2 IoTで現場が変わる!次世代のものづくり
IoT(Internet of Things)とは、
あらゆるモノがネットワークで繋がり、
人を介さずとも自律的な制御が行われることを意味する概念です。
今年9月に開催された自動認識総合展でも、
大手プリンタメーカーがIoTを活用した保守サービスを発表するなど、
現場改善にもIoT活用の兆しが見られました。
▽参考(IoT時代のKeyテクノロジー/自動認識展レポート)
http://www.is-systems.co.jp/news/291
★3 人間を超える?人工知能(AI)の可能性
1984年に公開された映画 ターミネーター。
作品の中では“スカイネット”と呼ばれる人工知能が登場しますが、
現実の世界でもIBMの「Watson」や、Appleの「Siri」、
今年はMicrosoftから「Cortana(コルタナ)」が誕生しました。
再び注目を集めている人工知能(AI)、
これと連動して起こっているのがロボット開発ブームです。
★4 SFの世界が現実に!ロボット開発の今
ソニーのペットロボット「AIBO」から16年後、
今年はソフトバンクからパーソナルロボット「Pepper」が誕生しました。
小型の無人航空機「ドローン」の話題も絶えませんね。
このロボットブームは、
ここ数10年でコンピュータの性能が何十倍にもなったことや、
データの蓄積と学習に適したクラウドの発達、
IoTが背景にあると言われています。
★5 ウェアラブルの活用で現場改善!
ウェアラブル(Wearable)とは、身につけて使うコンピュータのこと。
手首装着型、耳かけ式、メガネ型など、複数のタイプがあります。
ハンズフリーによる作業効率アップが利点で、
現場改善向けの商品ラインナップも次第に増えてきました。
実用化はまだこれからといったところですが、
用途を絞った導入が始まっています。
★6 実際どうなの?ビッグデータ
総務省の定義では、
「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」のことを言います。
最近は以前ほど耳にしなくなりましたが…
ビッグデータの概念だけ先行してしまって、
実現・活用する手段が追いつかなかったことが
背景にあるのではないでしょうか。
ただ、近年ビッグデータを支える
入力デバイス、クラウド、IoT、人工知能などが発展してきた為、
動向は掴んでおきたいキーワードです。
★7 顧客主導のインバウンドマーケティング
2006年にアメリカのHubSpot社が提唱した
マーケティング手法のこと。
顧客が欲しい情報を発信し続けることで、
広告に頼らず、検索で自然と見つけてもらい、
購入に繋げることが目的です。
数年前から日本に伝わり始め、
今年は全国でセミナー開催が見られました。
以上、いかがでしたでしょうか?
今回は取り上げなかったものもありますし、
これだけの説明では物足りないこともあると思います。
ただ、キーワードだけでも知っておくと、
トレンド(=未来に向かう流れ)の情報が
自然と耳に入ってくるはずです。
IS Newsでは身近なITや現場改善について、
・なぜそれが注目されているのか
・どのようなものなのか
・何の役に立ち、未来にどうつながるのか
今後も分かりやすくご紹介していきますので、
ぜひご期待下さい!
今回はこれでおしまいです。
最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。
また来年のIS Newsでお会いしましょう☆